JR線と丸ノ内線の2つの御茶ノ水駅を結ぶ、御茶ノ水橋。
ここから東、聖橋方面への景色は、鉄道ファンにはおなじみの撮影スポットです。
聖橋の斜め下で地上(お堀の上)に現れる丸ノ内線の車両が、
中央線や総武線の車両とクロスする景色が、もっとも美しいとされています。
それならばと、終電間近の時刻、橋の上で待ち構えてみました。
携帯電話のカメラなので、よく見えないかもしれませんが、
総武線下り列車が停車しているホームの向かい側(写真では手前)に、
中央線下り列車がやってきました。
んん〜、このタイミングで丸ノ内線が通過してくれたら!
と思っていたら、来ました! 来ました!
見えますか?
写真中央から左よりのところに、丸ノ内線の車内灯が光っています!
ついに撮鉄デビュー?
もしかして私はラッキーパーソン?
撮鉄ファンの情報誌『鉄道を撮る』に載せてもらおうかしら。
なんてことを考えましたが、
3線とも本数が多くある路線ですから、
一日に何度もすれ違っているんでしょうね。
ちなみに列車のダイヤを作る人をスジ屋というそうですが、
想像するに、かなり複雑な作業なんだと思います。
きっと彼らはパズルが得意に違いありません。
ところで、さだまさしさんに「檸檬」という歌があり、
ちょうどこの辺りの情景が描かれています。
歌詞の中で「快速電車の赤い色」「各駅停車の檸檬色」とうたわれている中央線と総武線ですが、
いまでは銀色のボディに、それぞれの色で細くラインが引いてあるだけになりました。
さださん、いまだったらなんて表現するんでしょうね。