かっぱ橋で手に入れた山田工業所製の中華鍋!
やっとこさ「から焼き」しました。
ん? から焼きとは何でしょう?
実は買ったばかりの中華鍋はニスでコーティングされていて(きっと覇気をまとったコーティング職人がいるに違いない)、それを剝がす(燃やす?)必要があるんです。
そのためにする作業が「から焼き」
さて、鍋に付いていた説明書きによれば、ますは煙が出なくなるまで、まんべんなくから焼きすること、とあります。
嫉妬深い私に焼けとは……よーし、焼こうじゃないの!
おお! マイガスコンロの強火に反応して、もくもくと立ち昇る煙たち!
君たちは、いったいどこへ行こうとしているんだい?
なんだか甘いにおいが部屋中に立ちこめて、意識がもうろうと……。
火は最初からクライマックス、じゃなくて強火のまま。
いくぜいくぜいくぜ!
煙が出なくなったら火を止め、自然に冷めるのを待ちます。
ゴシゴシ。
うーむ、「ささら」が欲しいね。
油をなじませるために「油ならし」をします。
ええと、多めの油でくず野菜を炒めてくれ、とな。
んじゃま、エキストラバージンオリーブ油が残り少なくなっていたので、もったいないけど使っちゃおう。
ちょっと足りないかなと思い、ごま油も足しました。いい香り。
くず野菜なんてありません。
なので、あらかじめ先々週から用意しておいた(たんに冷蔵庫にあるのを忘れていて腐らせた)カットキャベツともやしを投入。
ん? なんか酸っぱいにおい……。
再度、鍋を水で洗い、水分を拭き取ってから油を薄く塗っておきま
す。
油がなじむまで洗剤を使わない、洗った後は油を塗る、中華鍋メンテナンスの鉄パンです。
十数年ぶりの作業でしたが、なんとか終了。
これからはおいしいチャーハンを作りますよ!
もちろん楽しいパズル誌も作ります!!